やまもり

山森(故障派)と森山(特になし)の文集

片思い

 

 

「あんたが私を嫌いなの、私が嫌いにさせたわけじゃないから。あなたが嫌ってるの。それはあんた。あんたの片思い。じゃあね」

 

あいつは帰ってしまった。

一人になった教室で私は唖然としてる。

 

何を言ったんだあいつ。
みんなが嫌ってるのわかってるのか。私だけじゃないのわかってないな。夕方で影が伸びていた。私はあいつの机を思い切り蹴っ飛ばして列からどかした。気に喰わない。ばーか。ホントあいつ、わたしらをムカつかせるために生きてんじゃないの。もういっかい彼女の机を蹴飛ばした。