やまもり

山森(故障派)と森山(特になし)の文集

ポリグロット物語_2

 

以前にタロッターでこんなことを語ってる奴がいたんだ。

「いくら現実に似ているからといって現実と物語は違う。物語に描かれていることを安易に現実に結びつけるのは思慮が足りない」


はあーーーーー、思い出すだけでむかついてくるーーー。
じゃあ、赤と現実の赤色は似ているのかよ。
FIREと現実の炎は似ているのかよ。
LAKEと現実の湖は似ているのかよ。
現実と現実の現実は似ているのかよ。
まったくにてなーーーーーい!


似てないものを「同じだ」とお前はおもっているだろうが!
FIREと現実の炎をおまえは同じと見做しているだろうが!
LAKEで湖の観念を指し示しているだろうが!
まったくにてないものどうしをおなじだとおもっているおまえらののうよりも、似ているものを同じと思う脳の方が数億倍上等だろうよ! 虫の方が上等だ。虫に脳があるか知らないけど! 虫は似てないものを同じだなんて思わないからな。

私は言わなかった。そんな奴にかける言葉なんて私は持っていないからな。リミテッドの間ではそいつみたいな虫未満の連中を「眠っている」と呼ぶのさ。夢と呼ぶのさ。だから、「夜は明けず眠りは醒めず」「人は夢を見ている」「夜が明けるまで祈る」と夢のない私たちは呼んでいるんだ。鏡の夢の中で気持ち良く眠っていればいいさ。

知ってるよ。通じるんだろう?その似てもいないのに指し示す既存言語ってやつはさ。眠ってる脳みそどうしに通じるんだろう? いいんじゃないの。似てなくても通じれば。