やまもり

山森(故障派)と森山(特になし)の文集

読み返しはたのしい

昨夜、布団の中で本を開いていたら蛍光ペンでマークされた段落を見つけた。以前のわたしがマークした。読み返したわたしにはマークするような段落かどうかわからなかった。過去のわたしは重要だと思ってマークしていた。だから、書いてある文章と一緒に読めなくなった過去のわたしを読むはめになって、面倒になってしまって、しおりを挟んで閉じて目をつむってそのまま眠った。

猿にでも分かるように書かれた本は読者を猿にする、について。
猿でなかった時代がない。ずっと猿だったと思う。性癖の多様な猿たちが船が好きだとか女が好きだとか上下関係が好きだとかでここまでやってきた。分かることが好きな猿たちは多い。どちらが上でどちらが下かを分からせるために怒鳴ったり。「キー!」。他人のせいにするのが好きだったり、反対に、自責が好きだったり。面倒くさいね。