やまもり

山森(故障派)と森山(特になし)の文集

人喰い壁画の観光地、プチャラオ村

遺跡の地下で発見された美女の壁画。それを見た者は幸せになると噂が広まって、遺跡の村は観光で栄えて賑やかだ。壁画ポストカード、幸せを運ぶ美女のキーホルダー、ブロマイド、ぬいぐるみ、ハッピー壁画カレー。それらが古代人が残した絵と祭殿を取り巻い…

虹を七色としたのはニュートンらしい

はっきりしない天気。夏休みを終えてしまった社会人だから天気はどうだっていいか。それよりも「叩かれている少年を見る少女の眼が痛みを量れるのはなぜか?」だ。 換言すれば、共感できるのはなぜ? 少し前に自分でこの問いを吐いてからずっと気になってる…

父の名、大人のノー

「いえ、私なんてまだまだ大人とは言えません」 ノーノー。まだまだ大人じゃない。まだまだまだまだ大人に向かって精進ガンバどんどんまだまだ。どんだけ傲慢なんや。謙遜?いやいやよくばりだってば。 本気の謙遜はよくばりで、廻りの人たちを疲弊させる。…

お化粧直しをする飼い犬だった

さんざん「好きだ」「愛してる」と言ってたのに、別れようって伝えた途端に憎しみをいっぱいぶつけられた。私が変わった。以前ほど彼のことが好きじゃなくなった。そうか、変わる私のところまでは彼は好きでいてくれなかったのか。 ホームで帰りの電車を待つ…

ドラクエ11の進行とドラクエ7の思い出

スザンナじゃなくて……、そう、ベロニカが仲間になった。 蒸し風呂で休んでたベロニカは魔物にさらわれて魔力を奪われてたんだってさ。わたしたちの活躍で魔力を取り戻した彼女が冒険の仲間に加わった! 魔物に捕まっていたもう一人の人物もわたしたちは助け…

素敵なマンガをありがとう

ニャンニャンワールドを読んでる。 koharu8.hatenablog.com すごいなあ。ニャンニャンワールド。「ふうせんのたび」を読んだときは、なにかコメントをしたいなって思ったのだけど言葉が出てこなかった。自分で世界をつくってそれを動かす。キャラクターを生…

ログ殺しの少女(エピローグ)

reonnona.hatenablog.com 十三名の男女の遺体を収容。女性一名が行方不明。結果はそれだけ。 嵐が去り航路が回復すると、まるで、ジョジョ五部に出てくるスタンドが過程を消し去ったかのように、結果だけが残った。閉ざされた島の殺人事件は好事家たちの妄想…

「カルテット」のアリスは鏡の中に閉じ込められていたよね、まるで、世界に自分しかいないみたいだった

「声を模したエクリチュールがあるのではなく、エクリチュールが声を屈服させ、声の方がすすんでそれに付き従う」 上記はわたしの好きな作家さんの文章の一部分っぽいものです。これからもちょくちょく出てきてもらおうと思うので、彼をJくんと呼ぶ。Jくんは…

何も残さなかった自信がある

トイザラスでドラクエとPS4を買いました。子供でいたーいずっとほんじゃハッピー、大好きなおもちゃにかっこまれてー。わたしはトイザラスキッーズ。 わたしはトイザラスキッズ! ほらレゴもあるよ。すごいね。 いいねレゴ。トイザラス来たの何年ぶりだろ。…

パーティー券、テーマブログの疲弊

眼が痛みを見ることに関して好きな著者がこう書いてた。「痛みを量る眼によって世界の全てが変わる」 その人がそう書いていたからわたしも「痛みは見えない」なんて書きだしたに違いない。そういえば、ドラゴンクエスト11を始めた。そこにもまた、見えない精…

100

01100記事目です。 02やったねー。 03100個の恥ともいう。 04おかげさまで。 05いくつかの式をわたしなりに書いてみた。 06100のうち70はノリでできています。30がヒステリー。 07やあ。 08すっかり夏です。 09ニャンニャンワールドはいいなあ。まず名前がい…

マリーを部屋から出すな、ファントムペインは共感できない

ファントムペインは共感できない。 背中にない翼が痛いと誰かが訴える。 医者は「あなたの背中には翼なんてありません」と応える。 「あなたの妄想です」「鏡を御覧なさい。鏡は真実を写します」「ほら、翼なんてどこにも映っていないでしょう」 でも、飛ぼ…

ログ殺しの少女(Tales of Destinies)

「ちょっと待ってください」 煙と共に低い声が立ちのぼった。 ログを殺し続けているのは彼ら自身だった。更新すればするほどにログは深く埋められ誰にも読まれず顧みられず殺されたのです。つまり、ログ殺しの犯人はブログそのものだった。しかし、それで万…

笠地蔵(煙草一本分)

コンビニの監視カメラには小さな屋根がついていて、そこに雪が積もっている。軒下に設置してある灰皿を借りて私は煙草をすっていた。横を向くとカメラがこっちを向いていて、あれは防犯用で、二十四時間見張っているやつ。 笠地蔵を思い出した。 地蔵に積も…

スカベンジャーは生存報告しなきゃいけないほどに死んではいない

96記事目です。 ブログが、生存報告みたいなシステムだからって、わたしゃそんなに死んでいないよ。ちょっと悔しいんだよね「わたし生きてまーす」って書かされるの。新しい記事を書き続けてないと死んだように扱われるの悔しい。さすがはSNS。社会網の奴隷…

もったいない精神 a.k.a. 合理性

「サピエンス全史」を読み始めた。 二日前にアマゾンから届いた。包装を剥がすと上下巻が現われて、帯には「常識を覆す!」「ビジネス書グランプリ一位」「NHKクローズアップ現在で特集された」なんて書いてあった。このクローズアップ現在ってクロースアッ…

タイトルが見張ってる

文章を書き始めて三か月くらい経った。それでわかったのは、タイトルを決めてから書くのはよくなーい、ということ。タイトルから出れなくなっちゃうんだよ、まじめだから。タイトルを決めてから書くとどうしてもタイトルについての文章になっちゃう。それが…

夫婦喧嘩、猫がいない

「ご飯は冷凍してあるから、おかずも何日分かは冷蔵庫にあるから」 それわたしの毒だから。バタンとドアを閉めて私は出ていく。さあ、実家に帰ろう。しばらくは顔もみたくない。物を投げつけて怒るなんてさ、あれがあいつの正体なんだよ。旦那さんを怒らせた…

続夏風邪、仇討ちするゲーム盤

咳をするとズキンと頭が痛む。鼻水が今頃になって粘度を上げてきてのどの奥にまとわりついている。のどの痛みがひいたあとにどういう了見でそれをやっているんだ鼻水め。病院でいただいた薬を飲みきった。わたしは部屋を夏風邪モードから通常モードに片づけ…

スターウォーズよりもバイシクル

youtu.be 自転車とその乗り方が書かれた良書を百万冊読破しても自転車には乗れない。バーイセクーバーイセクーってクイーンも歌ってた。今までもこれからもずっとわたしたちは自転車について語っていくし読んでいく。小説や映画やドラマや漫画とかゲームとか…

電線

窓を開けて電線を見ていたら風で揺れていて良かった。あれがわたしの家のエアコンをつけて、わたしの家からあの電線を辿っていくとどこかの家と繋がって、そこの家族の御馳走をつくってると考えるとロマンがある。孤独ってなんだろうと思った。わたしは一人…

夏風邪のゾンビ

夏風邪をひいて寝ていたら数日が過ぎちゃった。 身体の弱ったわたしは床の中で読むもの見るものにだいたい言い訳を探していて、枕もとにティッシュやのど飴や、病院で診察をうけていただいた薬を置いたら、病人らしさに囲まれて満足した。咳をゴホゴホしたま…

夏風邪

夏風邪で ねているあいだ 雨なんど

隠喩

言語自体が隠喩なのだけど、よく流通することで隠喩である事実が消えていく。流通することで消えていく隠喩の意味と、流通しても消えていかない隠喩の意味がありどちらかをわたしたちは選ばされている。といっても、流通しているので言語は隠喩ではないと思…

始まるときと終わるとき

恋愛は始まりが一番楽しい。始める前から、始まりの地点を過ぎて軌道に乗るまでが楽しい。特に、初めて手を繋ぐとき。一人だった私が、二人になって、二人だった私と誰かが一人になるのが手を繋ぐときで、手を繋いだ後はエスカレーターみたいに登っていくだ…

片思い

「あんたが私を嫌いなの、私が嫌いにさせたわけじゃないから。あなたが嫌ってるの。それはあんた。あんたの片思い。じゃあね」 あいつは帰ってしまった。 一人になった教室で私は唖然としてる。 何を言ったんだあいつ。みんなが嫌ってるのわかってるのか。私…

アリアドネ

迷宮をテーセウスが進んでゆく。それはアリアドネのためだった。鍛えたテーセウスの両腕は向かってくる牡牛の角を掴み舵を切るように捩じる。牡牛は首を曲げて横転させられる。テーセウスは短剣で息の根をとめた。彼の腰巻は濡れて肌にはりついている。短剣…

嫉妬、憧れ、ライバル心

下、上、左右。嫉妬、憧れ、ライバル心に「羨ましい」も加えて煮込んだスープがふるまわれたとして、味わい方はそれぞれ。嫉妬の味がすると言う人もいるし憧れの味がするという人もいる。わたしは猫舌なので「あっつ!」となってしまいそう。数式でも解くみ…

パピプペペッポ

起きるのつらい。 昨日も朝が来てつらいめにあった。 これまでの朝のつらさを積み上げていったら地球なんか滅びてしまえと画策する魔王くらいになってるはず。車内でひとりあくびをしながら「ああ眠い」と声にだすとうまく声にならなくて面白い。勤め先まで…

はてなブックマーク千個分くらいの長い文章を送りつけてやる!

「社会的な死」は重いなあ。わたしはそれを「社会的な閉じ込め」と呼んで書き始める。 バスの運転手が突然立ち上がって「俺はサッカー選手だ」と叫んだら事故が起きる。それは発狂と呼ばれていいと思うけど、作家はそんな発狂を飼うはめになる。わたしはそう…